選択し続けた結果、今がある

 

テレビの地域ニュースだっただろうか。

小学生の男の子が動物に接し

将来は、生き物を救ってあげる仕事につきたい

と語っていた。

 

そんなこと、自分は考えただろうか。

あまりに昔すぎて忘れてしまった。

 

お菓子屋さんとか

スチュワーデス(死語?)とか

その時々で思ったことはあった気がする。

 

私は、子供の頃から母に

「ミケ子は、●●高校に行って、□□大学に行って、学校の先生になるんだよね」

と将来の夢を植え付けられていた。

 

母の夢が自分の夢になっていた。

 

でも、高校生の頃から違和感を感じ始め、

□□大学には行かず

自宅から離れた大学に進み

一人暮らしをしてからは

もうそれは私の夢ではなくなっていた。

 

母の夢が私の夢では無くなったけれど、

私は自分の夢の見つけ方が分からなかった。

 

そのまま、なんとなく大人になり、今に至る。

 

先日、夫が池上彰氏の

  「なぜ僕らは働くのか」

という本を借りてきた。

 

小学生でも中学生でも高校生でも大学生でも

働くということを考えるってすごいと思う。

 

そして、目標を決めて努力するって

めちゃめちゃすごいと思う。

 

今、私が小学生からやり直せたら・・・

ちょっと戻りすぎかな。

せめて大学生だったら・・・(十分戻りすぎ)

 

もっと違った生き方をしただろう。

でも、その時々の選択の結果が今なのだ。

 

悩んだこともたくさんある。

挑戦したこともあれば、逃げたこともある。

失敗したこともある。

成功したことも、もちろんある。

 

そんな積み重ねの、今なのだ。

 

今の人生を悔やんではいない。

たとえやり直しても、その人生でもやっぱり

  あの時あーしていたら、こーしていたら

そんなことって、あると思う。

 

あるパソコン教室で、80代の女性が、60代の女性に

  

  私もあなたくらい若い時に始めていたらよかった

 

と言ったとか。

シチュエーションは違っても、そんな話はたくさんある。

 

 

  今日が一番若い日

 

これからの人生を謳歌するために、今できることをやっていこう。

私たちは、常に選択し続けている。

 

明日の私をつくるのは、今日の私の選択なのだ。