ユーチューブには、本の内容を要約してくれているチャンネルがあり、とても便利だ。
その中で見かけた「罰ゲーム化する管理職」
無茶苦茶うなづいた。
私の職場でも、昇進したくないという人が一定数いる。私もそうだった。
だが会社勤めを続ける中で、仕事の内容は多少変わっても、やってることはそんなに変わらず、正直、飽きてしまうこともある。
数年前のそんな時に、昇進の機会をいただいた。
今さらと思ったが、変化を求め、思い切って飛び込んでみた。
昇進するまでは「頑張れ」と言ってくれていた上司たちが、昇進が決まった途端
ついにこちら側にきてしまいますね
ご愁傷様です
と、同情し始めた。
えーっ!なんで!?
だが、今ではその理由がよく分かる。
仕事は増える
ストレスは増える
給料は増えない
むしろ以前の方が、手当がある分手取りは多かった。
一体なんの罰ゲームだ。
だから、若く優秀な人でも(若く優秀だからこそ!?)昇進しようとしないのも分かるし、むしろそっちの方が勝ち組かもしれないとも思う。
これはもう、その人の生き方だ。
悪いことばかりではない(と思う)が、やってる本人が魅力を感じてないのだから、それを伝えられないのが情けない。
定年というゴールが近づいてきたと思ったら逃げていく今、定年までの年数を指折り数えながら、
早期退職するべきか
罰ゲームを続けるべきか
悩んでいる。